EUR/USDで日足から5分足が全て下落だったので売ってみました。
日足から5分足まで
中上:4時間足スパンモデル・下:1時間足スーパーボリンジャー
右上:1時間足スパンモデル・下:5分足スパンモデル
全て遅行スパン陰転!全ての足で基調が一致!日足が走る下落(-2σ割れで終値が推移)!4時間足本格下落(-1σ~-2σの間で終値が推移)!1時間足と5分足は緩やかな下落(センターラインの下で終値が推移)!という瞬間。こんなチャンスめったとない!と息巻き興奮気味でした。
底を叩いたので含み損スタートもしばらくたったら順調に下がる下がる。そのまま相場を離れて職場へ。
一度帰宅した時少し戻り上昇してきたけどまだまだ含み益。1時間足は終値がセンターライン(21SMA)を下回り続ける緩やかな下落に変わりない。+1σへの戻りを売り乗せ。ここまでは良かった。再び職場へ。安心(結果的に慢心)して仕事に戻りましたが長時間チャートを見ることができません。その間ポジション操作ができません。
しごおわ、21時までは下落だったのに…たった2本で売りポジションを刈り取るように上昇。相場を見られなかったばっかりに…。当時の含み益の倍の含み益。でも1時間足をよく見たら陰転中の遅行スパンがローソク足に接触、終値も辛うじて+2σに抑えられている。戻り売りのチャンスに見えた。もしかしたら朝から売らずにここまで引きつけて売るのが絶好のタイミングかと思ったぐらいです。
元々前日の高値の少し上に逆指値を入れてました。そのままオーバーナイトしてしまいました。こういう時に限って相場を見るのが嫌になります。夕刻、勇気を出して損益を見てみました。損が倍に膨れ上がっていました。しかも前日の高値を超えてしまいました。もうこれ以上引っ張れないところまで来てしまって全部ロスカットしました。1時間足の終値は+2σを超えてはいませんでしたが…。『ザラ場で前日の高値を超えたらロスカット』それが最大の許容範囲であり一番のルールだったので。それ以外はノールール。雑です。
LC後どうなったか
高値どんどん更新、1時間足は終値+2σ越えでした。いずれは逆指値(2日の高値)で刈られる運命でした。
収支
- EUR/USD sell
- 1.09516→1.09833 -31.7pips
- 1.09436→1.09833 -39.7pips
- 1.09712→1.09833 -12.1pips
- total -446JPY
今回の手法と反省点
売買判断とか実行した事
スーパーボリンジャーで日足、4時間足で大局観、1時間足スパンモデルで売買判断(戻り売り)。チャートを開いたら全て下落だったので突っ込み売りから日足大局観(終値-1σを下回って推移する本格下落)にと1時間足の局面(陰転中の遅行スパンがローソク足に接触している)よりポジションを正当化してナンピン。
こうすれば良かった事
7時間もポジション管理できないのなら朝の安値とか相場見てた時の-2σに指値置いておけば利食いになっていた。
起きた時にすぐ相場を見てロスカットしていたらよかった(遅行スパンはローソク足を上に離れ陽転していた)
最悪だったこと
最大の原因は含み損を『見たくない』症状になっていた。相場が『戻ってくるだろう』とは思えなくても『もうどうにでもなれ!どうせ損切りされている』と相場=現実から目を反らしていたのが最悪。こういう事してきたの今までで初めてではないはず。思い出してみると、含み損抱えたままオーバーナイトした翌朝わざとチャートを見なかったことがいくらでもあった。
悪い癖に気が付いた
前述の『含み損を抱えてしまったとき、どうせ損切りされるだろう』とチャートから目を背けてしまう、わざとチャートを見ない悪い癖が出ていたことがわかりました。この最悪な癖を治して利益があっても損失があっても常に相場を見てポジションを持った根拠が崩れたら降りるというポジション操作を行います。
そのためには常日頃から、なぜこのポジションを造成したのか、文字で書ける、言葉で言えるようにすることが必要と気づきました。どの売買ポイントを使ったのか書き出せるようにしてそれが終値で否定されたらすぐやめるとかいう事だと気が付きました。